2024.05.13
事故事例

ある建設業者様の資材搬出作業中に発生した事故と対策

資材搬出中に作業員が負傷する事故が発生

トラックから資材を搬出する際に、資材を右足に落下させ作業員が複雑骨折してしまいました。作業員は治療のために通院が必要になり、足のけがのため作業にしばらく復帰できず休職することになってしまいました。

原因と対策

ここで事故を防ぐためにはどうすればよかったか考えたいと思います。

事故を起こさない、万が一起きた場合でも被害を極力抑える対策を検討することは非常に重要です。

今回のようなケースでは、主な原因は資材の取扱いに関する作業者の不注意や不適切な荷物の取扱いです。

ただし、作業員だけの責任にしてはいけません。

作業環境の安全性についても検討してみましょう。資材の適切な保管や整理が行われていない場合、作業者が障害物や資材につまずく等負傷の可能性が高まります。また、滑りやすい床面や、暗い作業エリア、適切な保護具の不使用も負傷事故の原因になると考えられます。

作業員への適切な教育を通じて、安全意識の向上を促すのはもちろん、加えて作業環境を改善して負傷事故が起こりにくい環境を作れば、作業員が安心して作業ができ、生産性の高い工事が実現できると思います。